人生を立て直すときに必要やったのは根性じゃなかった
人生が崩れたとき、
まず最初に出てくる考えって
「根性で戻る」
やと思う。
仕事に戻る
また働く
また走る
また頑張る
全部“前と同じ場所”に戻ろうとする発想。
俺もそうやった。
でも結果から言うと、
根性では立て直せへんかった。
理由は簡単で、
再起動と根性は相性が悪いからや。
■ 根性は「戦場」に向いてるけど、再起動には向いてない
根性ってそもそも
“与えられた状況を耐えながら乗り切る技術”やねんな。
- 会社で踏ん張る
- 作業をやり切る
- 評価に応える
- 他人に合わせる
これは戦場や競技では大事なスキルやし、
そこでの根性は強い。
でも人生が崩れたときに必要なのは
“元に戻る”ことじゃなくて
作り直すことやった。
つまり再起動は
耐える競技やなくて設計作業やった。
ここを勘違いした状態で根性を出すと
ほぼ確実に壊れる。
■ 立て直しに必要やったのは「3つ」
振り返ると必要やったのは
派手なスキルでも成功哲学でもなくて
たった3つやとおもう。
① 自分の状態を正しく知ること
まずこれが抜けてた。
「根性は残ってるからいける」
じゃなくて
今の心と体はどこまで動けるのか
回復に何が必要なのか
ここが分かってないと
再起動どころか復帰も失敗する。
これはうつやった人なら
全員心当たりあると思う。
② いきなり走らず、小さく再開すること
立て直しの時って
人間ってなぜか
いきなり前の速度に戻ろうとする
でも再起動は家電と一緒で
OFF → 小さくON → 徐々に上げる
じゃないと壊れる。
俺の場合は
一回目の休職では
いきなり全開に戻して
結局半年後にまた潰れた。
③ 誰のレールで生きてたかに気づくこと
立て直しで一番効いたのはこれやった。
崩れた時って
「自分が弱かった」
「自分が無能やった」
とか思いがちやけど
本当は違ってて
そもそもそこは俺のレールやなかった
ってこと多い。
■ 俺の場合はどうだったか
俺は一回目崩れた時
半年休んで戻った。
で、また2年ほど働いて
また半年休んで
今度は戻られへんかった。
この流れで気づいたのは
根性では元の場所に戻れても
そこでは呼吸できへん
ってことやった。
あの頃は
立て直し=復帰
やと思ってた。
でも本当は
立て直し=再設計
やった。
■ 最後に
人生を立て直すときに必要やったのは
根性でも努力でもなかった。
必要やったのは
- 自分の状態を知ること
- 速度を落とすこと
- レールを変えていいという許可
この3つやった。
立て直しって
派手な成功よりも
静かな回復の積み重ねやと思う。
■ ここから小さな選択肢
いまもし立て直し中なら
無理に走らんでもええ。
まずは
- 止まる
- 観察する
- 小さく動く
この順番でいいと思う。
根性が必要な局面は
その先に来る。
今じゃない。

